おそらく多くのブロガーが苦しんでいる、Googleアドセンスの審査結果「有用性の低いコンテンツ」。
僕もその1人でした。
しかし、2024年に入り、ようやくGoogleアドセンスに合格することができました。
年々厳しくなっている言われているGoogleアドセンスの審査ですが、しっかりと対策をすれば、まだまだ合格できるようです。
今回は、僕と、腕組みおじさん、もといGoogleアドセンスに合格した経緯についてご紹介します。
これからGoogleアドセンスの審査に挑戦する方の参考になれば幸いです。
- 本ブログがGoogleアドセンスに合格した経緯
- Googleアドセンスに合格するために気をつけること
なぜか憎めない腕組みおじさん。
前提条件
はじめに、本ブログの前提条件をご紹介します。
ブログ運営期間
2023年1月に立ち上げ、2023年4月まで細々と継続していました。
2023年5月から更新が止まり、2023年11月に再開し、現在に至るといった状況です。
もともとサラリーマンの副業として始めたブログだったのですが、日々の仕事で消耗した結果、ブログの優先度が下がっていき、更新が止まってしまいました。
本業があって副業を継続できる人は本当にすごい。
今では主夫という立場のため、なんとかブログを継続できています。
主夫になった理由はこちら
WordPressテーマは「SWELL」
本ブログはWordPressテーマ「SWELL」を使用しています。
無料のWordPressテーマでもアドセンスに合格することは可能です。
でも、せっかくブログを始めるなら納得がいくデザインを作りやすく、あとからテーマ移行する手間も発生しない有料テーマを最初から使用したほうが良いと僕は思っています。
特にSWELLは簡単にデザインを変更でき、いわゆるブログっぽさを実現できるのでおすすめです。
また、公式サイトに情報が豊富に掲載されているため、設定周りで躓くことが少ないです。
もっとSWELLを使いこなして魅力的なブログを作っていきたい。
収益・PV数
収益はほぼゼロ、PV数もあまり多くありません。
ブログ1年目の収益とPV数はこちら
有用性の低いコンテンツを突破してGoogleアドセンスに合格した経緯
僕はGoogleアドセンス合格するまでに6回の審査を受けました。
なので、5回落ちたという計算になるのですが、5回中4回「有用性の低いコンテンツ」という理由で不合格になっています。
ざっくりとした審査結果はこちら。
審査 | 年月 | 記事数 | 不合格理由 |
---|---|---|---|
1回目 | 2023年4月 | 7 | 有用性の低いコンテンツ |
2回目 | 2023年11月 | 15 | 利用要件を満たしていない |
3回目 | 2023年12月 | 12 | 有用性の低いコンテンツ |
4回目 | 2023年12月 | 17 | 有用性の低いコンテンツ |
5回目 | 2023年12月 | 22 | 有用性の低いコンテンツ |
6回目 | 2024年1月 | 22 | – |
1度でもGoogleアドセンスに落ちた方は馴染みがあると思うのですが、通称「腕組みおじさん」に何度も行く手を阻まれました。
不合格のメールを開く度に、彼が誇らしげに腕を組んでいるのを見ているので、3回目あたりから「おお、アンドレアスじゃん!」という謎の親近感が湧く(でも実際に会ったらビンタ小突くと思う)。
話が逸れましたが、このアンドレスは毎回「有用性の低いコンテンツだよ」という非常にわかりにくいアドバイスをして不合格を伝えてきます。
残念ながら具体的なアドバイスは一切ないので、僕が実際に試した対策をご紹介します。
審査結果の詳細
ここでは、それぞれの審査で気をつけたことや実際に行った対策についてご紹介します。
もしも「これ自分のブログでやってなかった!」というところがあれば、ぜひ真似してみてください。
1回目の審査|不合格
- 5記事以上書く
- ヘッダーに「カテゴリー、お問い合わせ」があるか
- フッターに「運営者情報、お問い合わせ、プライバシーポリシー」があるか
ブログを立ち上げてから初めての審査でした。
今思うとトップページの画像がSWELLのデフォルトのままだったり、記事の入っていないカテゴリーがあったりとツッコミどころ満載でしたね。
2回目の審査|不合格
- 記事数を増やす(+8記事)
- 全てのカテゴリーに2記事以上入れる
実は2023年の5月から10月までブログに触ってません(もちろん、その間のアクセスはほぼゼロ)。
2023年の11月にブログを再開し、8記事を投稿。
単純に記事が足りていないと思ったので増やしてみるが、結果は惨敗。
ここでは、腕組みおじさんすら出てきませんでした。
プログラムポリシーを確認してねと通知がきたけど、よくわからん。
おそらく、画像を添付した際に引用元をきちんと記載していなかったことが原因だと思います。
3回目の審査で引用元を記載したところ、腕組みおじさんが出てくるようになりました。
腕組みおじさんすら出てこないのは何かやらかしてる。
致命的な問題がないか確認しよう。
3回目の審査|不合格
- 微妙な内容の記事を削除(-3記事)
- 著作権周りに気をつける(引用元を記載するなど)
- XMLサイトマップを作成
- HTMLサイトマップを作成
- 画像ファイルを記事に沿った名前に変更する
- 記事のリライト
- トップページの画像をオリジナルのものに変更
- アフィリエイトリンクがある記事にPR表記を掲載
- Googleサーチコンソールからインデックスの登録を申請
この時期から本気で合格を目指し始めました。
アドセンスの合格に関する情報を集めまくってましたね。
ここで運用期間が短い・PV数が少ないブログの場合、インデックス登録されるまで時間がかかることを知る(実際に登録されていない記事が複数あった)。
なので以降は、「記事投稿 → サーチコンソールにてインデックス登録申請」という流れが定着しましたね。
また、アドセンスの合否に関わるか微妙ですが、アフィリエイトを扱っている場合、景品表示法のステマ規制によりPR表記が必要となっていますので、アドセンスの合否に関わらず記載しておきましょう。
一応、事業者のみ対象となっていますが、記載しておくのが無難でしょう。
ちなみにSWELLの場合、簡単に表示できます。
ここから本気で腕組みおじさんを攻略しにいく(意味深)
4-5回目の審査|不合格
- 記事数を増やした(+5記事)
- アイキャッチをCanvaで作成
- 記事の文字数を最低でも2000文字にした
- 固定ページとしてサイトマップを追加
この頃は記事のクオリティを上げることに注力しました。
アイキャッチは、フリー素材の画像を加工したものに差し替えました。
意味があったのか微妙ですが、Canvaの使い方がわかったのでよかったです。
記事の文字数は、1000文字以上あれば大丈夫という情報も見かけましたが、自分が書きやすい文字数だった2000文字を最低文字数としました。
6回目の審査|合格
- トップページのデザインを変更
- 子カテゴリーを追加(インデックス登録も含む)
- PV数が低い記事を削除(2記事)
- 全ての記事を内部リンクとして1回以上登場させるように記事を修正
- プロフィールのアイコンをオリジナルのものに変更
ここでは記事の修正は行わず、見やすいサイト設計を意識しました。
具体的には、トップページのコンテンツ表示を変更したり、子カテゴリーを追加したところですね。
トップページ変更前
トップページ更新後
また、全ての記事が内部リンクとして最低でも1回は登場するようにしました。
逆に内部リンクとして貼ることができない記事は、思い切って一度下書きに戻したほうがいいかもしれません(下書きに戻した場合、サーチコンソールでURLの削除申請を忘れずに行うこと)。
プロフィールアイコンは、ダ鳥獣ギ画さんのウサギの画像を使用していたのですが、人間アイコンだと受かりやすいという謎の情報を見かけたので試しにCanvaで作成したオリジナルアイコンに差し替えました。
結果的に合格できたので、記事のクオリティが問題ではないことがわかりましたね(ちょっと嬉しい)。
Googleアドセンスに合格するために気をつけること
ここではGoogleアドセンスに合格するためにやるべきことをまとめました。
一般的にやるべきことと併せて僕がやったことを記載しています。
- グローバルナビゲーション(ヘッダーメニュー)を作成すること
- 記事は5記事以上
- 記事がないカテゴリー作成しない
- 記事の文字数は1000文字以上
- 全ての記事がインデックス登録されていること
- 著作権違反がないこと
- リンク切れがないこと
- 内部リンクが適切に貼られていること
- Googleサーチコンソールを設定する
- Googleアナリティクスを設定する
- XMLサイトマップを作成する
- HTMLサイトマップを作成する
- プライバシーポリシーページを作成する
- お問い合わせページを作成する
- 画像ファイルを記事に沿った名前に変更する
- アフィリエイトリンクがある記事にPR表記を掲載
- アイキャッチをCanvaで作成
- 記事の文字数を最低でも2000文字にした
- 子カテゴリーを追加(インデックス登録も含む)
- プロフィールのアイコンをオリジナルのものに変更
こうして見るとけっこうありますね。
月並みな意見ですが、大切なのは「読者がどんなブログだったら見やすいか、どんな記事だったらわかりやすいか」を常に考えてアップデートしていくことだと思っています。
他に補足すると、僕はコピペチェックツールは一切使用しませんでした。
ここはジャンルによると思いますが、僕はガジェットを中心に書いていたので、スペックを紹介すると、どうしても他の方の記事と被ってしまう部分がでてきます(スペックは事実なので)。
これは決して悪いことではなく、読者にとって必要な部分なので削ってしまってはいけない部分です。
「コピペ率が高いから読者に必要な情報を削ってしまおう」と考えるぐらいなら最初からコピペチェックツールは使用せず、自分の意見をきちんと盛り込んだ記事を書けばいいという考えでした。
結果的に合格できたので、間違いではなかったのではないでしょうか?
本音はコピペ率めっちゃ高く出たら落ち込むからコピペチェックツールは使わんって感じでした。
まとめ
以上、Googleアドセンスに合格するためにやったことです。
最初は、落ちる度に落ち込むかと思います。
だって一生懸命書いたブログだから。
でもよく考えると、あのGoogleさんが無料で添削してくれるってありがたくないですか(実際に判定してるのはAIだと思うけど)。
落ちたらブログが消されるということはないので、気軽に申請しましょう(改善をする、申請期間は多少空けるなど最低限のルールは守りましょう)。
みなさんの合格をお祈りしています。
それではまた。
合格 = 収益ではないので、これからも頑張ります。