みなさんは、折りたたみスマホをご存知でしょうか?
折りたたみスマホは、とにかく高くて重いので流行りません。
ですが、ぜひ1度ためしてほしいです。
折りたたみスマホにはたくさんの魅力があります。
というわけで、今回は折りたたみスマホ流行らない理由と実際に使用している折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」を1年ほど使った感想をご紹介したいと思います。
この記事を読むとわかること
- 折りたたみスマホが流行らない理由
- 折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」を1年以上使ってみた感想
それではいってみましょう!
高い・重い・デカい
そもそも折りたたみスマホって何?
ディスプレイを折りたたむことができるスマートフォンです。
普段はたたんだ状態でスマホのようにコンパクトに使用でき、画面を展開することでタブレットのような大画面を楽しむことができます。
「Galaxy Z Fold4」の折りたたみ状態と開いた状態はこんな感じ ↓
Z Fold4 折りたたみ時
Z Fold4 展開時
Z Fold4と普通のスマホのサイズ比較
普通のスマホと画面が2倍近くあるのがわかりますね。
普段は折りたたみ状態でポケットに入れ、使うときはタブレットのような大画面でコンテンツを楽しむことができます。
変形ギミックがかっこいい!
なぜ流行らないのか?
流行らない理由は、やはり重量と価格でしょう。
昨今のスマホ事情として重量も価格も増加傾向にありますが、その重量、金額を一周りも二周りも上回ってくるのが、折りたたみスマホというやつです。
重量が重く、価格が高い
最近のスマホの重量と価格の表になります。
※容量は全て256GBです。
スマホ | 折りたたみ | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
iPhone15 | 171g | 139,800円 | |
iPhone15 Pro Max | 187g | 159,800円 | |
iPhone15 Pro Max | 221g | 189,800円 | |
Galaxy S23 | 168g | 136,620円 | |
Galaxy S23 Ultra | 234g | 197,670円 | |
Galaxy Z Fold4 | 263g | 249,000円 | |
Galaxy Z Fold5 | 253g | 257,400円 | |
Google Pixel 8 | 187g | 122,900円 | |
Google Pixel 8 Pro | 213g | 169,900円 | |
Google Pixel Fold | 283g | 253,000円 |
折りたたみスマホを各メーカーのベーシックモデルと比較すると、重量が+100g、価格が+10万円となっており、以下に重く高いかがわかりますね。
重さと高さそれぞれ見ていきます。
重すぎる
折りたたみスマホは画面が2枚分搭載されているので、どうしても重量が普通のスマホと比べ重くなってしまいます。
昨今のスマホの重量は、170g~225gくらいが主流です。
200gを超えてくると「重っ」ってなります…
僕が所有している「Galaxy Z Fold4」はなんと263gもあります。
これでも折りたたみスマホの中では軽い方なので驚きですよね。
高すぎる
折りたたみスマホは価格についてもぶっ飛んでいます。(絶望)
高性能なiPhone 15 Pro Maxでも20万を超えませんが、折りたたみスマホにいたっては20万を飛び越え25万が平均価格となっています。
今後安くなることに期待ですね。
使っているZ Foldが壊れたら、大人しく安価のアンドロイドスマホ購入する。
折りたたみスマホは高すぎるので。
その他|iPhoneに折りたたみスマホがない
現在(2023年12月)、iOS(iPhone)版の折りたたみスマホは販売されていません。
日本のスマホOSは、依然としてiOS(iPhone)のシェアが高いようです。
なのでAndroid版しかない折りたたみスマホは普及しにくいという理由も考えられます。
iOS(iPhone)版の折りたたみスマホが販売されたら普及する…かも?
折りたたみスマホを1年以上使ってみた感想
折りたたみスマホに興味がある方(ポジティブ的な意味で)、大変お待たせしました。
ここからは折りたたみスマホの感想(主にメリット)を語りたいと思います。
スマホとタブレット両方の役割をこなす
1台でスマホとタブレット両方の役割をこなすことができるので、2台のデバイスを持ち歩く必要がなくなりました。
電子書籍を大きな画面で見ることができるのは非常に魅力的ですよね!
外出時の荷物も減らすことができます。
折りたたみスマホと普通のスマホでそれぞれKindleアプリ開くと、折りたたみスマホの画面の大きさに驚かせれます。
ダイナミックな画面
コンテンツを大画面で表示することができます。
僕はスマホゲームをまったくやらないのですが、スマホゲームも大画面で楽しむことができますよ!
漫画を大画面で見るという点だけでも買ってよかったと思ってます!
複数のアプリを同時に開くことが可能
Androidスマホには、画面を分割する機能があります。
ただし、普通のスマホの画面で画面分割すると、それぞれの画面が小さく表示されてしまいます。
しかし、折りたたみスマホの場合、普通のスマホ2台分の画面サイズのため、それぞれ大きく表示することができます。
縦並びはもちろん。
横並びも可能です。
僕は横並びで使用することが多いです。
Youtubeを開きながら、X(旧Twitter)を開くこともできます!
1年使用している「Z Fold4」について
画面は、「Nova Launcher」と「Flight lite」というアプリを組み合わせてシンプルにまとめています。
簡単にモノトーンの画面を作成できるのもAndroidの魅力ですね。
Z Fold4選んだ理由としては、折りたたんだ状態の画面サイズがちょうどいい縦長で、開いた状態のKindleアプリの表示が最適化されていたからです。
1年以上使った感想としては、買ってよかったなと本当に思っています。
従来のスマホの機能(リフレッシュレート120Hz、カメラ性能そこそこ、指紋認証・顔認証、ワイヤレス充電など)は当然のように持っています。
加えてタブレットのような大画面をもっていますので、外出時はこれ1台で多くのコンテンツを楽しむことができます。
ケースは重量が増えるので正直付けたくないのですが、なにせ高級なのでまぁ付けますよね。
カバーは見た目がかっこよく、重量が軽いレザーケースを付けています。
Z Fold5用も販売されていますのでZ Fold4、5を購入された方はぜひチェックしてください。
まとめ
以上、折りたたみスマホは重量、価格の面から流行らないというお話でした。
メリット | デメリット |
---|---|
スマホとタブレットの2役をこなす コンテンツを大画面で楽しめる 画面分割したアプリそれぞれの画面が大きい | 重い 高い Androidのみ |
逆に価格さえ改善できれば、もっと普及すると思います。
今後に期待ですね。
個人的には買って大満足ですので、興味ある方はぜひ一度挑戦してみてください!
それではまた!
ちなみに重量は慣れるので意外と問題ない。
人間の順能力の高さに感謝。